アマチュア天文学に革命を起こすSETI研究所-Unistellar社のパートナーシップ締結

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2017年7月19日 – Mountain View, CA & Meyreuil, France: SETI研究所とフランスのスタートアップ企業 Unistellar社は、アマチュア天文学者に比類ない宇宙の展望と、最先端の科学に直接貢献する機会を与える新しい望遠鏡を商品化するための、新しいパートナーシップを締結しました。

Unistellarの新しいsVscope™ は、「Enhanced Vision」技術を採用し、このパートナーシップによりこれまでは提供することができなかった3つのユニークな特徴を持っています。

Observações de Dumbbell Nebula Messier 27, Whirlpool galaxy Messier 51 e Eagle Nebula Messier 16 usando um telescópio Unistellar do Observatoire des Baronnies Provençales, na França. Esta observação pode ser vista pelo usuário diretamente na lente e uma imagem pode ser gerada posteriormente para armazenamento na base de dados Unistellar no Instituto SETI.

フランス・Baronnies Provençales からのUnistellar望遠鏡によるダンベル星雲 メシア27, 渦巻き銀河メシア51、鷲星雲メシア16の観測結果。この観測は、ユーザーが直接レンズで見ることも、後日SETI研究所のUnistellarデータベースのストレージから再生することもできます。

Enhanced Visionは、非常に暗い天体の光を蓄積し望遠鏡のアイピースに送り込むことで、極めてシャープでディティールに富む画像を作り出します。Enhanced Visionテクノロジーは、より口径の大きな望遠鏡に匹敵する集光力で、これまでアマチュア天文学者には手が届かなかった天体の、驚異的な光景をお届けします。

自律的視野検出 (AFD)はGPSにより、eVscopeは複雑なアライメントや高価な赤道義システムを必要とせずに、ピンポイントで興味のある天体を導入することができます。AFDのインテリジェントな指向とトラッキングのおかげで、初心者からエキスパートまで天文学者はより多くの時間観測に費やすことが可能になり、また正確に何か見ているかを知ることができます。このシステムはまた、数千万の天体のデータベースによりユーザーが観測しているどんな天体の名前も知らせることができます。

キャンペーンモードは、SETI研究所で開発された革新的でエキサイティングな特徴で、先進的な望遠鏡イメージング技術を活用し、世界中のユーザーに特に興味深い天体の観測に参加し、研究者に画像とデータを収集して送ることができます。キャンペーンモードでは、画像データは自動的にシリコンバレーのSETI研究所本部に送られます。国際的な科学コミュニティーは、世界中の何千もの望遠鏡からの、異なる日時の今までにない量の画像データにアクセスすることができます。これは新しい発見と私たちの宇宙をより深く理解することに繋がります。

「これまでのハイエンドの望遠鏡は、主な4つの惑星を観測するには素晴らしいツールです。しかしながら、これまではより遠く暗い天体については、アマチュア天文学者には手が届かないものでした。」とUnistellar社CEOのLaurent Marfisi氏は言います。「私たちの望遠鏡は、アマチュア天文学に革命を起こし、これまでは本やオンライン上でしか見れなかった天体を、リアルタイムで見れるようにするものです。このコンパクトな4.5インチ望遠鏡で、冥王星よりも暗い天体を、1メートル望遠鏡に匹敵する感度で観測することができます。」

「私たちは、先進的なイメージング技術をアマチュア天文学にもたらし、グローバルな市民サイエンスによる新しい研究を可能にする、Unistellar社とのパートナーシップに興奮しています」とSETI研究所所長・CEO Bill Diamond氏は言います。「世界的な望遠鏡ネットワークで得られる画像は、自動的に私たちのデータベースにダウンロードされ、研究者による最新のマシンラーニングアルゴリズムを用いた新しい発見と新イベントの検出のための解析に用いられます」

O telescópio da Unistellar estará disponível no outono de 2017 para sua campanha de crowdsunding de pré-vendas

Unistellar望遠鏡は先行販売クラウドファンディングにより2017年秋から入手可能です。

SETI研究所のシニアサイエンティスト・Unistellar社チーフサイエンスオフィサーであるFranck Marchis氏は次のように興奮を共有しています。「Unistellar社のeVscopeは、天文学者が興味を持つ超新星爆発、地球に接近する小惑星や彗星などの、突発イベントの重要なデータを収集する、パワフルな新しい装置です。世界中にある望遠鏡による途切れることのない観測、彗星や超新星などの暗い天体を研究するために、アラートを出したり観測をコーディネートすることにより得られることは計り知れません」とMarchis氏は言います。「キャンペーンモードによるもう一つのエキサイティングな側面は、ユーザーがリアルタイムでデータを収集する現場に立ち会うことができるということなのです」

 
Unistellar望遠鏡のプロトタイプは、テストとキャンペーンモードデータネットワークのためにSETI研究所に届けられました。アマチュア天文家は2017年秋に始まるクラウドファンディングによtって1000$以下でさらなる装置開発の資金の手助けをするチャンスを持つことができます。

Unistellar SAS社について

Unistellarは、天文学をインタラクティブなものにするために、Enhanced Vision Telescope™の開発、光学・エレクトロニクス・そして特許のイメージプロセス技術を通してポピュラーな天文学に革命を起こしています。Unistellar社は完全に大衆向けの熱意に特化していますが、その技術は既に有名な研究所であるONERA(フランス宇宙航空機関)や、ドローンイメージングから注目を集めています。

SETI研究所について

SETI研究所のミッションは、宇宙における生命の起源の探索と理解を進め、現在と未来の世代にひらめきと指針を与えることです。私たちの研究・教育やアウトリーチプログラムは宇宙の驚異を探索すること、全人類にとっての探検と発見の喜びを称賛しています。

Thanks to Dr. Takayuki Kotani for the translation in Japanese. The original english version is here.

Da esquerda para a direita: Franck Marchis (astrônomo CSO e SETI Institute), Arnaud (Presidente e CTO), Laurent (CEO) e o protótipo de demonstração mostrado em Aix-en-Provence, França, em junho de 2017

左から右へ:Franck Marchis (CSO・SETI研究所天文学者), Arnaud (Chairman ・ CTO), Laurent (CEO) と、デモ用プロトタイプ (Aix-en-Provence, フランス、2017年6月)

 

Media Contacts:

SETI Institute

Rebecca McDonald
Director of Communications
Email: rmcdonald@seti.org
Phone: 650-960-4526

Unistellar:
Laurent Marfisi
CEO
Email: press@unistellaroptics.com
+33 6 77 98 01 20

Science Contact:
Franck Marchis
Senior Astronomy at SETI Institute & CSO at Unistellar
Email: fmarchis@seti.org
Phone: +1 510 599 0604

About Franck Marchis

Dr. Franck Marchis is a Senior Researcher and Chair of the Exoplanet Group at the Carl Sagan Center of the SETI Institute since July 2007. Over the past 19 years, he has dedicated his research to the study of our solar system, specifically the search for asteroids with moons, using mainly ground-based telescopes equipped with adaptive optics. More recently, he has been also involved in the definition of new generation of AOs for 8 -10 m class telescopes and future Extremely Large Telescopes. He has developed algorithms to process and enhance the quality of images, both astronomical and biological. His currently involved in the Gemini Planet Imager Exoplanet Survey, which consists in imaging exoplanets using an extreme AO system for the Gemini South telescope. This new instrument is capable of imaging and recording spectra of young Jupiter-like exoplanets orbiting around nearby stars.

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